「中村俊輔、横浜Fマリノス入団会見」日産スタジアムでサポーターにお披露目

「マリノスに骨を埋める」
昨夏、スペインリーグ、エスパニョールに移籍したMF中村俊輔(31)が横浜マリノスへの移籍を決め、28日、日産スタジアムで会見を行った。中村が国内でプレーをするのは02年7月21日、対東京ヴェルディ1969(2-1で勝利)以来8年ぶりの復帰となる。契約については、嘉悦社長が「公表できない」とし、登録は、最短でと進められているが、開幕(3月6日、FC東京)に間に合うかはまだ分からないとした。背番号は25。スタジアムのピッチではユニホー姿で、3000人ものサポーターに「無事、マリノスに移籍が決まりました。またこのトリコロールのユニホームを着て頑張りたいと思いますので応援よろしく御願いいたします」と挨拶。「横浜で闘う覚悟はできたか?」と書かれた横断幕が掲げられた中、木村和司監督と握手をした。記者との囲みで中村は「マリノスに骨を埋めるつもりでやる。ポジションはどこでもやるし、黒子役で若い選手、チーム後からを引き出したい」と意欲を見せた。
(会見から)
中村 えー、と、横浜Fマリノスに移籍することが決まりました。ここまで難しいことがありましたが、無事にここに戻ってこられてうれしい。あとは経験を活かして、マリノスがもっと大きくなれるように貢献していきたい。
嘉悦社長 2月26日、現地(バルセロナ)時間の昼過ぎ、クラブの一室を借りて先方の会長とともに移籍の合意をした。移籍の話が浮上してから10日ほどで実現したのは、中村選手のマリノス復帰への強い気持ちがあったからだった。早く、中村選手がチームにフィットして、日本全体にも還元できるような形でバックアップをしていきたい。
中村 1年半前から日本に帰ることを考えていたが、それはマリノスしか考えられなかった。うれしいが、帰りの飛行機の中では、向こうでは結局結果を出せなかったので、その悔しさを活かして新しい挑戦だと思ってがんばりたいと思ってきた。
ー決定の理由は?
こういうタイミングで移籍は難しい。ひとつはW杯が近づいているというのと、いっぱいあるんですが、プレーできる環境でやりたい、しマリノスでやりたいというのがあった。ほかにもいっぱいあるんですが・・・。
ースペイン挑戦の意味は?
もちろんW杯前に行くのは危険な、もしかしたら出られないかもしれないということは把握して理解したうえで行った。自分は、壁に当たらないと伸びないタイプなんで(スペインに行ったことは)悔いはない。2002年にW杯に落ちたときもそうですし、レッジーナで試合に出られなかったときもそれを活かしていった。失敗だとは思っていない。
ースペインの経験で活かしたいのは?
プレーの質、とかフィジカル、そういうもの以外のところを伝えていきたい。例えば、チームメートとの試合までのやり方、日本だったら焼肉とか食べに行くじゃないですか?向こうでは、家族同士ご飯を食べたり、バスの中でも音楽かけてケンカしたり、そういう色んなことです。
ー欧州から戻ってもJリーグで活躍できていない選手もいるが。
メンタルが一番大事。半年前に戻るときも、日本から出るより、海外から帰ってくるときのほうが難しい。日本ではやって当たり前、そのプレッシャーにどう勝つか。それは個人だけではうまくいかないので、チームメートの力を借りたり、生かしたりしたい。頭の中には、どうやっていこうかは入っている。
ーこれからの展望は。
あんまり先のことまで考えられないですけれど、早くチームに溶け込むために何をするかを考えていて、Jリーグのプレーは全部見ていたので。速いJリーグのプレーになれるのは重要になる。そうしないとアピールできないし、難しい挑戦だが頑張りたい。
ー代表では?
それ、あしたでいいですか?(代表がバーレーン戦に集合するため)。
ー木村監督をどう思うか
ロッカールームにいらっしゃったので少し話しました。今の状況だったり聞きました。(代表の)ジーコのときも、(スコットランドでの)ストラカン、(マリノスの)アルディレスもそうでしたが、偉大な人のミーティングは感覚で話すことがあるのでそれを聞きのがさず、自分が吸収できるものがないか、しっかり聞いていきたい。(今の夢は?と聞かれ)マリノスで優勝して、強くしたい、というか、そういう気持ちでいる。





