「富士山と濃厚バブと、とろろ昆布」旗手・岡崎朋美、3つのパワー源で5度目の五輪に出発
26日=成田空港 バンクーバー冬季五輪に向けて、スピードスケートの岡崎朋美(38=富士急)、小平奈緒(相沢病院)2人らが出発した。スピードスケートはカルガリーでの合宿からバンクーバー入りする。岡崎は、いつも海外遠征からそのまま直接オリンピックに入ったが、今回は、帯広での世界スプリントの後、6日間の「小休止」を経て日本からの五輪出発と、5度目の出場にして初体験だそうで、「いつも慣れ親しんだところ(富士急)で、食事も好きなものを食べてリラックスでき、いつもとはひと味違う出発ができました。選手村に入ったら戦闘モードにスイッチが入ると思いますが、そこまではまだ時間があると思ってのほほんと」と、キャリアをにじませるコメントをした。
今回は、拠点の富士吉田に戻った時間で、自分の原点であり、大好きな富士山からのパワーを存分に浴びることもできた。五輪のエネルギー源は、1に富士山、2に入浴剤、3にとろろ昆布。選手村は相部屋となるが「悪いんですが、年長なんでゆっくりお風呂に浸からせてもらい疲れを取ります。花王さん、よろしく御願いします!」と笑いながら、愛用の「濃厚バブ」をスーツケースにぎっしり入れたことを明かした。また慣れた海外での食生活は、いつもの「練りにんにく」と、新しく「とろろ昆布」で体調管理をする。シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さん(36)がかねてから食生活に納豆や芽カブといった「ネバネバ」系を加えて、凄まじいとレーニングをこなした話を直接聞いたこともあり、道産子だけに道産のとろろ昆布を試して味噌汁などに入れたところ体調がよくなり疲労も抜けやすくなったと感じたという。Qちゃんの「粘りの秘密」を伝授され、氷上でも「粘りの、ど根性で滑りを」と気持ちを込めた。
「高橋さんとは歳も近いし、ガールズトークで盛り上がって!」と話し、記者に「えっ、ガールズ?」と突っ込まれると、「いいんですよぉ、気持ちはいつでもガール」と声をあげて笑っていた。旗手の大役に、「何とか目立つように。片手で振り回そうかな」と、テレビ局のリクエストにマイクを持ちあげる一方、ロビーでは取材や見送りに落ち着いてていねいに応じ、長田照正・富士急監督の「よし、行くぞ!オカザキ」のまるでリンクのような声に、「ハイ!!」と大きな声で返事をし、セキュリティを抜けて行った。





