「パッと見た目の金で勝負あり」バンクーバー五輪スピード代表ウエア発表
2月 16 日, 2010 年, 11:50 pm

「秘密兵器は、頭のツブツブ」
男子スピードスケートで銀、銅メダルを獲得した長島圭一郎、加藤条治は1月18日、「ミズノ」製ウエアの発表会見で、「モデル」を務めた(写真、右が長島)。開発には、長野のMウエーブでの極秘実験など長い研究期間が費やされ、1空気抵抗の削減、2スケーティング姿勢、動作の保持、3快適性の3点をコンセプトに開発されたという。1985年からオフィシャルサプライヤーとしてサポートをする同社は、選手の声を取り入れてワンピースのレーシングスーツの開発、制作にあたっており、今回は初めてウエアの色のバランスを「ゴールド」を主体に変え、選手の気持ちを高めることにした。また空気抵抗は従来のものよりも5%も軽減し、正確な測定は難しいものの百分の1秒程度の短縮は可能になる。
スピード社の水着問題で、ウエアのレギュレーションの波にもまれたスポーツ界だが、今回は、新たに「0.5ミリ以下ならば突起物のついたマテリアルを採用できる」との新ルールが適用され、レーシングスーツの後頭部、背中の一部、またふくらはぎの一部にも、空気抵抗を大きく減少させるための突起、ツブツブが採用されている。
メダルの期待がかかる長島は「金色がベースでウエアを作ってくれた皆さんの思いが感じられてうれしかった。とても動きやすく、暑くムレたりしません」と喜び、加藤も「ぱっと見た目で勝てそうですし、数字も出ているので」と、5%の抵抗軽減と金色にテンションをあげていた。岸記念体育館の普通の会議室、メーカーの盾看板の裏で速攻の着替えでモデルを務めた2人は「素(す)の自分でこれを着るのはなんか恥ずかしいなあ。本番ではもっとしまった顔で着ますよ」と苦笑し、ポーズしながら互いの姿に吹き出していた。





