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「体操の全日本選手権20日から」世界選手権金メダリスト内村が会見

11月 19 日, 2009 年, 6:08 pm

体操の全日本選手権20日から
 

  体操の全日本選手権が20日から始まる(22日まで、代々木第一体育館)のを前に、ロンドン世界選手権個人総合で金メダルを獲得した内村航平(日体大=写真右)、平行棒で堂メダルを獲得した田中和仁(徳洲会体操クラブ=写真左)が公式練習後に会見を行った。体操は今年から春に個人総合、秋に団体、種目別と行うことになった。ルール変更で、エースが3日連続で全種目をこなす過酷なコンディションから守り、種目別のスペシャリストが活躍する機会を作るとしており、また、ルールが変わった団体の「6-3-3制」(チーム6人の中から各種目ごとに3名を選び、得点は3人全員のものとする)を定着を狙うもの。20日は種目別の予選、21日には団体が行われる。女子では、世界選手権個人総合で銅メダルを獲得した鶴見虹子(朝日生命体操クラブ)が出場する。
   金メダルを獲得したものの、世界選手権で男女合計6つの金ほか9つのメダルを獲得している中国のレベルを考えると内村は「さらにDスコア(難易度=difficulty)をあげていかなくてはならない」と向上心を見せる。会見では、本来は来シーズンに取り組むはずだった演技構成の変更をシーズン中の今大会から取り組むことを明らかにした。平行棒では春先まで試合で取り入れていた技を、また鉄棒にもD難度プラスDを採れる技を加えてさらにチャレンジするという。田中は、「今大会は何も変えない」と現時点での熟成度を見せたいとした。

 内村 コンディションはそこまで悪くはないです。種目別は5種目に出場し、団体は6種目(全て)に出る。チームとしては昨年優勝しているので今回も(連覇を)狙っているが、チームにけが人が多くいるので、僕が6種目に出場して勢いをつけたいと思う。床はこれまで0・05点差で沖口さん(誠、床のスペシャリスト、コナミスポーツクラブ)に負けているので、今年こそは勝って優勝したい。床の構成は勝ち点はあげていないが組み合わせを変え、平行棒は春先に入れていたチッぺルトをまた入れました。鉄棒は、「アドラー一回ひねりコスミック」を入れました。この試合(全日本)だから特に、という気持ちはない。毎試合同じようにできればいいと思う。もう少しDスコアをあげなくてはいけないな、というのが世界選手権の課題で、平行棒と鉄棒は来年からやろうとしていた構成を今回やります(早くそれに取り組む)。世界選手権でも跳馬の助走のスピードを出しすぎないよう注意していたので、ここでもそれには気をつけたい。

 田中 傷めていた右手首の痛みも消え、あん馬、つり輪、平行棒の3種目に出場します。チームでは昨年日体大に負けているので勝ちたい。世界選手権の平行棒で銅メダルを獲っているので負けられないな、という思いがあるにはあるのですが、とりあえず今回はチームでの優勝を狙っています。今年から種目別と団体と個人総合が分れたので、3日間続けて演技をするよりは集中できていい。(ステージ式のレイアウトで舞台のようになる)のは国際大会でも経験しているが、いつもの知っている代々木ではない感じですね(笑)。

〇・・・経営再建中のJALがスポンサーの体操協会は、「私たちはJALを応援しています」「いつもありがとう」といった看板を立て、連日報道されるJAL(日本航空)再建にエールを送った。

(文=増島みどり)

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