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「フィギュアNHK杯安藤美姫逆転VでGPファイナル進出、男子高橋は4位」女子中野は4位、小塚は7位 コメント

11月 7 日, 2009 年, 6:57 pm

「フィギュアNHK杯安藤美姫逆転VでGPファイナル進出、男子高橋は4位」女子中野は4位、小塚は7位 コメント

  フィギュアスケートのグランプリシリーズ第4戦(NHK杯)が長野市ビッグハットで行われ、安藤美姫(21=トヨタ自動車、写真中央)は、女子ショートプログラム(SP)2位からフリーでも2位となり、合計162.55点で逆転優勝を果たした。安藤はロシア杯に続いてのGP制覇で、五輪代表選考対象(表彰台で確定)のGPファイナル(12月、東京)進出を決めた。安藤はNHK杯初優勝で、バンクーバー代表を争うライバルたちをリードした。フリーのクレオパトラに、衣装にもモチーフの花と鷲を加え「成りきって楽しもうと思った」と話し、ダントツの演技点で大きく稼いで評価を獲得。SP首位のアシュレイ・ワグナー(米国=写真右)が2位、SP5位のロシアのレオノワは(写真左)技術点で安藤を大きく上回る57・04をあげ、フリーでのトップに立って表彰台に上がった。P3位の中野友加里(24=プリンスホテル)はジャンプのミスが響いて4位だった。
 男子フリーでは前日、右ひざの手術から2季ぶりにGPへの復帰を果たしSPで4位につけた高橋大輔(23=関大大学院)は冒頭4回転ジャンプに(トウループ)挑戦したが着地に失敗、その後も後半に2度転倒するなど合計214・29点で4位となった。フィンランディア杯の出場と今季2度目で、大舞台での2日間「完走」が収穫となった。
 ロシア杯2位の小塚崇彦(20=トヨタ自動車)は、最初のトリプルアクセルが回転不足で、2回目には転倒したため得点が伸びず、ジャンプに苦戦、合計186.00点で7位に終った。GP初出場の村上大介(18=青森短期大学)は9位だった。
 SPトップののブライアン・ジュベール(フランス)がフリーでも1位となり、優勝。ジョニー・ウィア(米国)が2位、ミハエル・ブジェジナ(チェコ)はシニア初GP出場で3位と躍進した。

(ミックスゾーン、会見から要旨抜粋)
「消化不良です。これでは、世界に通用しない」
安藤 結果はよかったですが、演技がやはり・・・どうしてジャンプであんなにミスをしたのか分からない。ミスを少なくできるよう、ファイナルにいけるので、あの時から強くなったと言われるよう頑張りたい。きょうは楽しく滑ろうと思った。きょうはレベルも取れていたので凄くよかった。まだまだ取りこぼしがあるし、一番弱いのはメンタルなので、練習から試合だと思って、どんなときでも自分のスケートを楽しみ、いい気持ちを持っていけるようにしたい。(衣装は)鳥とお花をモチーフにしたものと、エジプトの鷲をモチーフにしてある衣装を(ロシアのデザイナーの考案で)着ました。
 きょうはあまり表彰台の真ん中というよりもリラックスして楽しめるように考えたが、どこかでNHK杯という不安と、凄く緊張していたのが抜けきっていなかったのがミスにつながったのかもしれない。日本の試合で真ん中に立てて、ファイナルも東京なので今はほっとしている。ショートもフリーも、1位になっていいのかな、というクレスチョン(疑問)はある。消化しきれていないし、課題は残る試合だったし、まだまだレベルの低いスケーターだと身を持って感じたので、もっと頑張りなさい、次はファイナルで、という意識で考えたい。お客さんに見せる、という意識を強く持ってやった。(モロゾフコーチに)ルッツで失敗するのはなかったので、何が不安なの?と聞かれた。自分はない、と言ったが、今回はジャンプの話をされて、出て行く前はエンジョイ、と言われたが、あまりいい方向にはいかなかった。結果的には優勝、優勝ですが、これではまだ世界に通用しない。(ジャンプで)トリプルートリプル(のコンビネーションは)必要ですし、アクセルもしなくてはいけい。何よりも気持ちを強くしなくてはならないので、皆から強いといわれるようになれるよう、GPに向けて一生懸命練習する。 4回転よりは、3-3のコンビネーションなど完成度を高めるシーズンにしなくてはいけない。オリンピックに出られればやってみたい。

「気力の体力不足」
高橋 調子がよかったことが試合に出せなくて悔しい。緊張感や疲れなど色々あるが、その分を気力で何とか最後まで持っていかなくてはならないのに、今はまだ「気力の体力(耐力)」が足りないと思った。(復活戦の)フィンランド(選手権)のときよりは、スピンなども改善されて点数をもらえたことで、こういう大舞台で2日間やり切れた手ごたえはあった。自分のスタイルからいって、攻めて、攻めて、攻めて行けるように、逃げないで行きたい。

「問題点見つけたい」
小塚 何でこうなっちゃったんだろう、という思いがある。問題点を見つけないといけないが、今はまだ分からない。体力面で特に後半は落ちてしまっていたので課題が残る、またジャンプは8つのうち5つで点数をもらえていないような(失敗)状態だったのでまた練習しなくてはいけない。

「究極の目標はオリンピック」
ジュベール 4回転は最初に成功したことで(予定した2回を)優勝をどうしてもしたい、と回避した。2日間、ショートもロングも完全に準備ができた、というわけではない状態の中で滑りきれたことがよかった。次(GP)はもっといいものを改善して滑らなくてはいけないし、目の前の試合でしっかりと演技することと、究極の目標はオリンピックであるということ、両方を考えながら滑っていく。

  「全日本はあたって砕けろです」
中野 練習でいくらできていても、本番では思わぬところで足をすくわれる。そういう怖さを改めて知った。100%練習でやっても、本番では80%なんだと思いました。ファイナルのことが頭をよぎって、順位や演技に影響してしまったかもしれない。先生(佐藤信夫氏)には、いつも通りと言われたのに、自分の中で欲が出てしまった。(代表選考は全日本に絞られるが)もうあたって砕けろ、でいくしかありません。

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