「天皇杯は、ベストメンバーを規定に追加」
日本サッカー協会天皇杯実施委員会がJFAハウス(東京文京区)行われ、第89回の今年は、J1、J2、JFL、地域代表、大学88チームによるトーナメントで、9月19日から、来年の元日(国立競技場)の日程で、初めてJ1、J2の全36クラブが2回戦から出場することになった。また、これまで再三問題になってきた「ベストメンバー」についても、正式に天皇杯の開催規約に盛り込まれ(第12条)徹底するという。J1、J2のクラブが従来優勝まで5試合だったが6試合と1試合増えることについて、同委員会の佐々木一樹委員長は「早い段階でトップリーグのチームと戦うことで活性化し、選手も憧れのプロのチームで試合ができるならばモチベーションも上がるはず」と理由を説明。昨年も、地方での1,2回戦での観客動員が1000人を割るなど減少したことで、Jクラブのスタジアムでの開催を加えていくことになった。
「ベストメンバー」については、監督の裁量であり、クラブの方針で決めたものに、日ごろ練習を見ていない協会などから規制されるのはおかしい、との声もあった。今回、開催規定には「本大会参加チームは、その時点における最強のチーム(ベストメンバー)をもって試合に臨まなければならない」と加えられたものの、罰則規定などはなく、佐々木委員長も「クラブと監督を信じるしかない」と、違反をどう見極めるのか、また罰則がなければ、主観的な判断になるなど、解釈をめぐる問題は残ることになる。しかし、委員会では、罰する云々が目的なのではなく、その精神を徹底するため、としている。日程の工面は天皇杯でも同様で、2回戦10月10日は日本代表のスコットランド戦、4回戦はアジア杯予選(遠征への変更を検討中)と重なっているが、「どうやってもここにしか加えることができなかった」と、代表戦とのバッティングも致し方なしとした。
トーナメント表は、日本サッカー協会http://www.jfa.or.jp/





